save()メソッド

CanvasRenderingContext2D save()メソッド

概要

 状態:-  閲覧数:876  投稿日:2014-03-17  更新日:2014-03-18  
現在の描画スタイル状態を一時的に保存
・現在の状態をスタック構造の最後へ追加
・保存した状態はresotreメソッドで元に戻すことが可能
※スタック最後の状態を抜き出し、その状態をコンテキストへ復元

構文
CanvasRenderingContext2Dオブジェクト.save();

引数
・なし

戻り値
・なし


詳細


保存対象となる描画状態とは?
・現在のtransformation matrix
・現在のclipping region
・strokeStyleプロパティ
・fillStyleプロパティ
・globalAlphaプロパティ
・lineWidthプロパティ
・lineCapプロパティ
・lineJoinプロパティ
・miterLimitプロパティ
・shadowOffsetXプロパティ
・shadowOffsetYプロパティ
・shadowBlurプロパティ
・shadowColorプロパティ
・globalCompositeOperationプロパティ
・fontプロパティ
・textAlignプロパティ
・textBaselineプロパティ

・現在のグラフィックパスは保存されない
・グラフィックパスはbeginPathメソッドでのみリセット可能
・現在のbitmapはCanvasRenderingContext2DオブジェクトではなくCanvasオブジェクト状態のため、このメソッドでは保存不可。

・保存した内容はCanvasRenderingContext2Dオブジェクトが消滅すると同時に破棄される

・また、saveメソッドを複数回読んで複数の状態を保存することが可能
・この場合、保存はスタック構造になっておりrestoreメソッドを複数回呼ぶことで復元できる
・例えば、3回のsaveメソッドで保存された状態は3回のrestoreメソッドで復元可能


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